この記事をご覧になっているという事はいよいよ上棟を迎えられるのですね。
おめでとうございます!
上棟の日は一気に家の形が出来上がるので、家を建てている実感も湧き感動する一日です。
やっとここまで来た!と言う安堵と、初めて迎える上棟の日は何か特別なことをする必要があるのか、気になることもたくさんありますよね。
施主としてどのように当日を迎えたらいいのか、経験談とともにご紹介します。
「上棟式」はする?しない?
「上棟」自体は検索の流れで必ず存在するになりますが、が主さんを呼んだり、その場での食事会を行うような「上棟式」を行っている人の割合は、簡易的なものを含めても15%程度だそうです。
地域住民同士の関わりが強かったり伝統を守る風習がある場所では今でも正式な上棟式を行っています。
ほとんどの場合、上棟式は行わないと思っていてOKです。
大工さんへの差し入れは何をどのくらいどうやって用意するべきか?人数を確認しよう
- 昼食を振る舞うべきか→必要ない、または断られるケースが多い
- 飲み物や軽食→歓迎されるケースが多い
いずれも打ち合わせをしている担当さんに確認をしましょう。
我が家の場合は、食事の用意は断られました。
衛生面での心配もあり、食事の内容は食人さん達のパフォーマンスにも関わってくるのでご遠慮いただきたいとの事でした。
仕出し屋さんに頼んだり、特別なお弁当を注文したほうがいいのかな、受け取りの時間は、どうしようかな、などと考えを巡らせていましたが、拍子抜けでした。
春先でまだまだ暑くなるような時期ではありませんでしたが理由を聞いて納得でした。これは確認するに尽きます。
- アルコールウェットティッシュ
- 常温でも食べられるランチパック(真夏ではありませんでした)
- 甘いお菓子(チョコパイやクッキーなど)
- 塩気のあるお菓子(個包装のおせんべいなど)
- 発泡スチロールに入れた温かい飲み物
- 常温の飲み物(緑茶や麦茶など)
- 冷やしたスポーツ飲料ゼリー
- 段ボール箱に袋を入れたゴミ箱
以上を用意しました。
ポテトチップスのように素手が汚れて食べにくいものは入れませんでした。
すべて個包装で衛生的に食べることができるものを選んでいます。
ランチパックはご飯とまで行かなくてもお腹を満たせるので力仕事をしている職人さんには人気です。
小雨の降る寒い日でしたので、温かい飲み物は喜んでもらえたと思います。
缶コーヒーを湯煎で温めて、タオルに包み発泡スチロールのケースに入れて持っていきました。
発泡スチロールのケースはカインズで購入しましたがネットでも購入できます。
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小学生の子供が学校に出かけてから幼稚園の送り出しの前に急いで8時ごろ着きましたが、すでに作業は始まっていました。
地鎮祭の時から状況報告をしてくれていた現場監督さんがいらしたので、邪魔にならない場所を聞き置かせてもらいました。
大工さんにご祝儀を渡すべき?包むなら金額は?
これもハウスメーカーではほとんど必要ないと言われているのではないでしょうか。
我が家は工務店で家を建てましたので、担当の方にお伺いすると、もしご用意いただけるなら棟梁さんに多めにお願いしますとの事でした。
応援できてくださった若い職人さん達はその日限りで、大工さんの工事は我が家の場合、棟梁さん1人で残りを完成させてくださっていました。
ですから、ご祝儀の金額の差は今思えば確かに納得です。
自分の考えで金額は以下にしました。
- 棟梁→ 30,000円、
- 若い鳶さん2人、クレーンさん→各10,000円
- 現場監督は工務店の中の方なので、ご祝儀を渡すのは変かと思い、当日、立ち会った設計士さん達と同じく、後述の手土産のみ
当日、来られる方の人数を事前確認しました。
大の大人の方に一万円より少ない金額のお金をお渡しするのは自分としては失礼かな?と感じたので一万円にしました。
家計を考えると無理して出すことでもないので、5000円という話も聞いた事はあります。
そちらと差別化をする場合、古い考えかもしれませんが、やはりおめでたいことですし、割り切れない数字がよかったので棟梁には金額は3万円をお渡ししました。
上棟式に喜ばれる手土産とは?
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すごく悩ましいところですが、私たちはおいしいビールとあられを紙袋に入れて用意しました。
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あられは、以前両親に送って食べ物にうるさい父親からも義母からも褒められたものがあったので迷わず注文しました。
実際、後日打ち合わせの時に「あのあられ、めちゃくちゃおいしかったです」とおっしゃっていただけました。
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お渡ししたのは
- 棟梁はじめご祝儀をお渡しした。現場作業の方々
- 朝からいてくださった現場監督
- 夕方立ち会いに来られた。私も打ち合わせしている設計士さんとご担当のお二人
手土産を持ってきていることを現場監督に伝え、作業されている皆さんそれぞれが帰られる前に教えてくださいとお願いしました。
クレーンさんは材料を裏に釣り上げて運ぶ作業が終了すると撤収されました。
現場監督さんが教えてくださり、クレーンさんからも「これで失礼します」とのことだったので、このタイミングで手土産とご祝儀を一緒にお渡ししました。
夕方譲渡した葉子を確認しに設計士さん達がみえて、現場監督さんとともに3人で変えられる際に残りのお土産をお渡ししました。
結婚式と同じくらいおめでたい上棟式はぜひ撮影を
タイムラプス撮影をぜひともお勧めします!
撮影なんて難しそうと思われるかもしれませんが、iPhoneをどこかに固定し、タイムラプスのボタンを押すだけです。
お持ちであれば、三脚を使うのが一番です。
うまく映る場所を事前に下見しておきます。
これはなかなか難しいのですが、最悪自分の敷地内の端っこからでも何とか部分だけでも移ります。
iPhoneは結構広角で撮れるので、下から見上げるようにすれば、全体が移ります。
私はこの日のために大容量モバイルバッテリーを購入しました。
お手頃価格で機能的、耐久性もあるので上棟後現在も日常使いしています。
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ただし、撮影する場合は、できるだけ朝早く行くことをお勧めします。
私は8時に駆けつけましたが、1階分の柱は全て建っていました。
大工さんの仕事は速いんだね
その後も一日かけて2階の柱、床、屋根とどんどん組み立てられていくよ
もち投げをするのか?
地域によっては、まだまだご近所さんへのご挨拶の意味を込めて、もち投げをする風習が残っているところもあります。
インターネットサイトでももち投げセットが用意されていますので、ぜひ活用しましょう。
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地域によってはこの2倍はあっという間になくなってしまう位の勢いだそうです。
また、実際にまかなくても「工事の音がうるさくてすみません」とご近所へ持って回るのも今後の暮らしのためには良いアイディアです。
上棟の日は大きなトラックやクレーン車の音、木材を打ち込む音は相当なボリュームです。ご近所の方に迂回していただくことになったりもします。
仕事や子どもの登下校で都合がつかない場合
そもそも、差し入れもご祝儀も強制されるものではありませんので、都合がつかなければいかなくて構いません。
稀にどうしても差し入れをしてくださいとか、ご祝儀を渡してくださいという地域密着型?の工務店さんもあるかもしれませんが、その場合は都合がつかないものはしょうがないので、必要な経費を相談の上工務店さんに対応してもらうしかないでしょう。
家の形が出来上がる上棟の日は施主にとっても特別な日ですので、朝からとは言わずとも1日のうち、どこかで自分が顔を出せるタイミングを持たれることをおススメします。
夫は仕事を早退して夕方駆けつけました。
我が家の場合は現在の住まいから新居までが割と近かったので、私は朝の時間帯とお昼、夕方と三度足を運びました。
よい上棟の日をお迎えください
に比べて、なんだか私だけが張り切って用意し、達成感を味わっていたような気がしますが、家族の思い出に残るとても良い1日になりました。
皆様どうぞ良い上棟の日をお迎えください!
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