こんにちは、ひねもすママです!
「せっかくの注文住宅…後悔しない間取りにするには、どこに気をつければいいの?」と悩んでいませんか?
この記事では、間取りに悩む施主に向けて、自由設計だからこそ陥ってしまう間取りの後悔を我が家はどうであったかを照らし合わせながらご紹介します!
この記事は次のような人におすすめ!
・打ち合わせで提案された間取りが気に入らない人
・注文住宅の間取りの決め方に悩んでいる人
・間取りの例やアイデアをなるべく多く知りたい人
注文住宅は選択の連続です。
- 毎回の打ち合わせまでに住み手側の意見をまとめておかなければならず、時間切れになって妥協してしまった
- 図面やCGでは実際の生活が想像しきれず、提案された設計図の修正依頼に至らなかった
こんな事態が積み重なって、少なからず入居後には「こうすればよかった」と思うことはあるでしょう。
ですが限られた時間と経験の中でも、先に家を建てた人の経験談を聞けば、自分ひとりで想像する時間を削ることができ、想像が及ばなかったことに気づくこともでき、あなたのお住まいの満足度が確実に上がります。
世に溢れる注文住宅情報の中から時間の許す限り多くの情報を吸収して、ぜひあなたらしい夢のマイホームを建ててください!
この記事では、自由設計だからこそ陥ってしまう間取りの後悔について、非常によくある例と我が家はどうであったかを照らし合わせながら紹介しています。
言い切っている部分もありますが結局は「お好みで」です。
ご自身の方針と違えば「そんな考え方もあるか」くらいの気持ちで読み進めてください。
間取りについては、自分の理想はこうだ!紙に向かってペンを走らせてみても行き詰まってしまったり、素人考えでは乗り越えられない壁もあります。
実際に私も自分要望の中で矛盾が出てきて夜中に一人で格闘していました。
住宅アドバイザーや建築会社への相談で要望や悩みが解決することもあります。
柔軟に家づくりと向き合っていくためにも早い段階でたくさんの間取りを見ていくのがオススメです。
成功の秘訣①キッチンは見せない方が暮らしの満足度は上がる
アイランドキッチンや、半島を意味する壁に寄せたタイプのペニンシュラキッチン、ガスコンロは背面、シンクはアイランドといったⅡ型キッチンなど、リビングダイニングと空間のつながったオープンキッチンが人気です。
ですが、裏返せばこんなデメリットになります。
片付け上手の完璧主義な方や料理人の方は見せてもいいでしょう。
一般的な消費者層方には「キッチンは見せない」をお勧めします。モデルハウスと入居後の生活感の落差、そしていつでも「片付いていない感」に本当に多くの方が後悔しています。
私の知人にも、広いリビングに隠れる背面収納がたっぷり、かっこいいアイランドキッチンの方がいて、断捨離上手なのですがお子さん3人ではどうしても片付ききらない。本当に後悔しています。
どうしてもオープンキッチンにしたい!そんな場合の対策方法
作業台やシンクスペースの前に立ち上がり(袖壁)をつけることで、手元や食器洗剤などが見えにくくなり、ぐっと使い勝手が良くなります。
目隠しを作ってあげると言う事ですね。
これだけでも、日々の使い勝手はぐっと良くなりますので検討してみてください。
でアンタはどうなの?
バッチリ!
リビングからキッチンのゴチャゴチャは一切見えません!
玄関から入ると正面は壁。
右に一段降りるとリビングダイニング。
左に回り込むとシンクがあってその奥がコンロです。
シンク台から数十センチ上がったところに小窓(裏は本棚。裏から見ると本棚の一部がくり抜かれた感じ)がありリビングダイニングの様子はわかるし、なんならテレビ(プロジェクターの映像)、庭が見えます。
なんて偉そうに書いていますが、私はもともとⅡ型キッチンかダイニングテーブルと横並びのキッチンにしたかったんですよね。
せっかくだからモダンな雰囲気にしたいし、横並びだったら配膳も、後片付けも楽ですし。
結果、契約した会社の設計士さんから上がってきたのは、たまたまダイニングテーブルからは全く見えないキッチンだったわけですが、リビングダイニングから「台所(あえて台所と書きます。キッチンと言うとおしゃれに聞こえるし、素敵なデザインのキッチンもありますが、結局日本人の家庭のキッチンというのははお風呂やトイレと同じとまで言いませんが、水回りの裏方スペースなのかなとも思います。モダンなオブジェでもなんでもない!)」が見えていたら、ちょっとだらしない雰囲気になっていたと思います。
成功の秘訣②リビングが広いと感じるのは22畳から
広い!と感じられるのは22畳から。これはどの営業さんにもたいがい言われるセリフです。
20畳でもよくないですか?
広いと思えるのは22畳からだそうです。
せっかくだから来客時に「広ーい!」と感動される自慢のマイホームを建てたいとお考えの方はぜひ覚えておいてください。
リビングを吹き抜けにしたり天井高に場合は多少畳数を削っても広さを感じられるかもしれません。
でアンタはどうなの?
うちはLDKで16畳あるかないか。
リビングだけなら10畳もあるかないか。
狭っ!めっちゃ狭いじゃん!
でも許容して生活しているよ。
私の場合、許容できる理由は・・・
・ソファを造り付けにしている
・テレビが無い
・大きな窓が庭への視線の広がりを助けている
・夫婦や一人暮らしになっても寂しくない
・家全体の素材感がリッチめなのて狭さはあまり気にならない
ホームパーティ好きな私には物足りなく実際に人を呼べるのは1家族、2家族呼んだらかなりぎゅうぎゅう、致命的とも言えますが。
40代半ばにさしかり一人で暮らす時代(夫を見送る前提勝手につくりなさんな)を思うと空間のまとまり感は心地がいいです。
カーペットや木の本だなの素材が出す雰囲気にあたたかみがあるのでスペース不足=悲壮感にならずに済んでいます。
これがつるんとした壁紙と安さを感じる床材、ダイニングテーブルの横にソファを置きテレビを置き、なら相当狭く感じるでしょう。
せっかく夢の注文住宅をたてるならリビング命!
成功の秘訣③ベランダは要らない、乾太くん推奨
ベランダは不要と言っても過言ではありません。
以下の理由でお勧めしません。
- 家が傷むのはベランダから。
- ベランダの防水施工には費用が掛かります。→その費用を他のことに回せる
細いタイプのベランダは特に使わなくなりがちです。
室外機を置くのも地上まで配管すればいいだけの話。
寝室の横に室外機とか、なかなかの騒音です。
テラスのように正方形に近い奥行のものならばまだ家族の遊び場とか意味があるかもしれません。
そうはいっても洗濯ものを干せないじゃないか!と言われるかもしれませんが、室内干し+除湿器や乾燥機にすることで多くのメリットがあります。
メリットは以下のアンタはどうなの欄をご覧ください。
で、アンタはどうなの?というと
結婚10年目あたりから海外生活を機に部屋干しまたは乾燥機派。
独断と偏見と個人の好き嫌いなのでお許しください、
- 外干しは見た目が悪い
- 留守、家族構成バレバレ
- 干すのが面倒
- 物干し竿の掃除も面倒
- 雨が降ったら取り込まなくてはいけないのも面倒
- 虫がつく
- なんなら鳥の糞もつく
- 乾燥機を使ったからと言って電気ガス代死ぬほど上がるわけでは無い
- 今日来た服も明日着られる
特に最後ですが幼稚園の、遊び着水曜日に持って帰って来て木曜日には洗濯済みを持たせてくださいって何なのー^_^
夫は昨日来た服また着たいって、子どもか。
一時期は部屋干しに除湿機していましたが除湿機の水を捨てることすらしなくていいし、洗濯物の下を通らなくていいし、もっぱら乾太くんにお任せです。
強いて言えば、乾燥機の台あと5cm下げればよかったかな。取りきれずに踏み台使うことがしばしば。
成功の秘訣④高率的な家事導線は死守!
夫がおしゃれな外観おしゃれな内装にこだわる一方で、どの建築会社さんとの打ち合わせでも私は「要望は同線だけです」。
アリがちな失敗として
- 洗濯機から洗濯物がよく乾く干しスペースまでの距離が遠い
- キッチンと浴室が遠くて、料理しながら他のことができない
ご家族、特に小さなお子さんがいる生活では
- 夕飯の支度をしながら子供をお風呂に入れる
- 朝ご飯の支度をしながら洗濯機を回す
- 朝ごはんの後片付けをしたら洗濯物を干す
そんな毎日であるのに、それぞれの場所が離れていたらどうでしょう。
最近はキッチン、脱衣所、お風呂が一直線になっている便利動線も人気です。
で、アンタんちはどうなのと言われるとキッチン1階、洗濯機とお風呂2階の一番奥。なかなかひどい状況です。
成功の秘訣⑤収納は適材適所。使う場所のすぐそばに
部屋が散らかるのは片付けるのが面倒だからです。
使った場所で置きっぱなし。
それを拾って戸棚まで歩いて行って片づけるのはお母さんというご家庭も多いのでは。
固定概念に囚われてありきたりなところに物置などを作られると入居してから使いづらいということが多々あります。
自分の生活を振り返り出かける前にどうするか帰ってきたらどうするか家で過ごすとき、どこから何を出してどう過ごすかニッチと言われる。壁の掘り込みでちょっとしたものをあげたりもします。とにかくものを置きっぱなしという状況を作らないように、徹底的に使う場所に収納を作ることをお勧めします。
以下一例です。
- ただいま収納は非常に重要。→玄関のそばに帽子、カバンを入れられるスペースを確保。鍵を置く、またはかける場所を玄関そばに確保。
- 掃除機はリビングダイニングのすぐそばに
- 脱衣所に下着、パジャマ、普段着を入れられるクローゼットを
で、アンタはどうなのというと
小さいスペースながらただいま収納場所を確保しました。もともと家電置き場とされていた(我が家は玄関入ってすぐ壁の裏ですが、キッチンになっているので)スペースを扉つき収納にしてもらいました。
ここに長女と次女の通学中丸通園グッズが入っています。私のリュックも入っています。防災リュックと水、雨具、夏のプライベート、お出かけ用、冬のプライベートお出かけ用グッズも入っていますが、これらは何とか違う場所への移動も含めて整理して、三女の通園グッズ置き場も確保しなければならないと考えています。
鍵はその扉の裏にフックをつけて下げています。壁に吊り下げるとごちゃごちゃするし、扉を閉めれば見えなくなるのですっきりします。靴を履いてしまってからも手を回せる場所なので、鍵を取る時も便利です。
逆に帰ってきた時はすぐに買い物、カバンが片付くので、居住空間をすっきり保つことができます
脱衣スペースには無印の衣装ケースを利用して、全員の肌着、パジャマ、夫の普段着を収納しています。
夫は週末走るので、帰ってきたらシャワーを浴びて着替えます。脱衣所でスーツを着る事は無いけれど、Tシャツ短パンはこちらにあった方が便利ということです。こんな細かいことまで想像してスペースを確保しておくと、暮らし始めてから過去の自分に感謝することができます。
参考になれば幸いです。
成功の秘訣⑥外構までを見越して新しい暮らしのイメージを作る
例えば、ビルトインガレージにして、車から食材を下ろした先はキッチンとか。
近隣の方への配慮が必要ですが、バーベキューをやりたいので、キッチンと庭先の移動はスムーズな方が良いとか。
車や自転車をお持ちでしたら、道路からエントランスまでの間にごちゃごちゃとした事象にならないよう配慮が必要です。
雨に濡れずに、家に入りたい場合は、玄関の木を広く取ることもできるでしょう。
これらがイメージできていないと建物自体と外交のちぐはぐからイメージしていた生活と違う!なんてことになりかねません。
で、アンタはどうなの?と。
大後悔!
はい大後悔です。
要望、ヒアリングシートに雨に濡れずに車から家に入れたら最高ですと伝えていたのに、どこかで無視をされ、どこかで忘れ去られ、自分も費用との兼ね合いから言い出せず、大雨の日には、車の中で子供たちと少し勢いがおさまってから家に入ろうねと無駄に車内で時間を過ごす始末。
ほんと大後悔です。
後悔だらけの家にならないように
後悔の無い家づくりはほぼ不可能です。
お金はいくら出してもいい、、時間はどれだけかっかってもいい、そういう人はいません。
タイムリミットと予算がある中での家づくりです。
完璧な理想のマイホームなんて手に入るわけがありません。
ですが、死ぬほど後悔、後悔だらけ、と落ち込むようなことのために家づくりをするわけではないですよね。
契約後は打ち合わせをする相手も居るわけで、時間内に完璧な答えが出ないこともあるでしょう。言い換えると、契約前に間取りの作業を始めておくと時間に追われずに間取りと向き合うことができます。 カタログ請求サービス等を活用すれば家に居ながらにして間取りなどの資料がもらえるので本格的な間取りづくりの予習ができます。
ぜひ本格的な家づくりが始まる前に「知らなかった!」を少しでも減らして知識をためていきましょう。
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